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RouteMagic よくあるご質問 (FAQ)

ログインパスワードの最大文字数と使用可能な文字について
RouteMagic Console Manager のパスワードには、「RMC ログインパスワード」と「RMC enable (特権モード)パスワード」の2種類があり、最大文字数と入力可能文字は以下のようになっております。
(※RMC-MP シリーズ、RMC-TS3200 も同様の仕様です)

■最大文字数
RMC ログインパスワード: 最大 127 文字
RMC enable パスワード: 最大 127 文字

■入力可能文字
RMC ログインパスワード: 半角英数字、スペース、および「!@#\$^*()_+=.,:;/?{}」
RMC enable パスワード: 半角英数字、スペース、および「@.,-」

RMC ログインパスワードは、set password コマンド、set user-name コマンド、set user-password コマンドで設定できます。

RMC enable パスワードは、set enable-password コマンドで設定できます。それぞれのコマンドの詳細につきましては、各製品のマニュアルをご参照ください。

【 パスワード文字に “?” を使用する際の注意点 】

RouteMagic Console Manager のコマンドシェルでは “?” 文字がコマンドヘルプ表示用に割り当てられているため、set user-name コマンドと set user-password コマンドのようにコマンド引数でパスワードを設定する場合には使用できません。

RMC ログインユーザに “?” を含むパスワードを設定するには、set user-name コマンドまたは set user-password コマンドで “?” を含まないパスワードを設定し、その RMC ログインユーザでログイン後、set password コマンドで “?” を含むパスワードを設定してください。

RouteMagic CM と機器を接続するためのケーブルやコネクタはどれを選択すればよいのでしょうか?
シリアルポートのピンアサインやコネクタ形状は、メーカーや機種によって異なるため、接続する機器に合わせて適切なケーブル・コネクタを使用してください。

RouteMagic CM の COM ポートのピンアサイン、ケーブル・コネクタ仕様については「ケーブル・コネクタ仕様」を参照してください。

ターミナルソフトで RouteMagic CM にログインすると、表示されたメッセージが一部文字化けしています。
お使いのターミナルソフトの文字コード設定と RouteMagic CM が表示するメッセージの文字コードが一致しているかを確認して下さい。

RouteMagic CM の出力文字コードを設定するには、set lang コマンドを実行してください。

COM ポート(シリアルポート)に Cisco 社製品以外を接続する場合、どのような設定が必要ですか?
Cisco 社以外の製品を接続した場合でも、connect コマンドの実行やコンソール出力の spy に関しては追加の設定なしにご利用できます。

コンソール出力のフィルタ処理や装置の生存確認、ネットワーク情報取得を行いたい場合は、set target-type コマンドで接続された装置に最適な装置種別を設定する必要があります。

また、RouteMagic CM に標準では含まれていない装置種別の場合でも、ユーザ定義のフィルタおよびスクリプトを設定することで対応可能な場合があります。フィルタ、スクリプトの詳細については「RouteMagic CM ユーザーズ・ガイド」を参照してください。

存在するはずのコマンドを実行したのに「command not found」と表示されます。
一部のコマンドは、特権モードに移行してから実行する必要があります。それらのコマンドを一般モードで実行すると、”command not found.” が表示されます。特権モードに移行するには、enable コマンドを実行して下さい。
RouteMagic CM にログインしていたのに、しばらくすると接続が切断されています。
初期設定では RouteMagic CM にログイン後3分間操作しない状態が続くと自動ログアウトするようになっています。set exec-timeout コマンドで自動ログアウトするまでの時間を設定できます。
RouteMagic CM にネットワーク経由で Telnet/SSH ログインしようとすると、ログインプロンプトが表示されるまでに数十秒かかります。
RouteMagic CM のネームサーバ (DNS) の設定が正しいかどうかを確認してください。ログイン元のホスト名の解決がうまくいっていない可能性が考えられます。
SSH で RouteMagic CM にログインしようとすると、次のような警告が表示されました。
SSH ログイン使用とした場合、以下のような警告が出る場合があります。
(Linux 等の Unix 系 ssh コマンドの場合)

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
@ WARNING: HOST IDENTIFICATION HAS CHANGED! @
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
IT IS POSSIBLE THAT SOMEONE IS DOING SOMETHING NASTY!
Someone could be eavesdropping on you right now (man-in-the-middle attack)!
It is also possible that the RSA1 host key has just been changed.
The fingerprint for the RSA1 key sent by the remote host is
5e:2d:11:6c:db:63:1d:a1:06:b1:08:eb:b0:70:dc:9f.
Please contact your system administrator.
Add correct host key in /home/xxx/.ssh/known_hosts to get rid of this message.
:

初期状態の RouteMagic CM は、ssh の暗号化に使われるホストキーを起動の度に新規作成します。このため、上記の警告(ホストキーが変更された)が表示される場合があります。これを防ぐには、RouteMagic CM 上で write memory コマンドを実行し、ホストキーを含む設定内容を保存する必要があります。設定保存後は、RouteMagic CM を再起動した場合にも以前のホストキーが引き続き使用されます。

なお、RouteMagic CM の起動時などに送信される「Setup information」メール中には、ssh のホストキーおよびそのフィンガープリントの情報が含まれているので、ホストキーが改ざんされていないかどうかをチェックすることもできます。

設定を間違ってしまい、ネットワーク/シリアルポートの両方からログインできなくなりました。どうすればよいですか? (RM-CM200)
RM-CM200 正面のファンクションスイッチの機能番号 3 で、COM2 ポートをローカルコンソールの設定に戻す機能が提供されています。詳しくは「RouteMagic CM ユーザーズ・ガイド」の “ファンクションスイッチの機能” を参照してください。
RouteMagic CM の管理ソフトはありますか?
次のような管理ソフトウェアがあります。

■RouteMagic Server
RouteMagic CM に接続された装置のログや設定情報などを一括管理するサーバソフトウェア

■RMC Commander
RouteMagic CM の各種設定や装置のオペレーションなどを支援する管理ツール (Windows アプリケーション)

RouteMagic CM の SDK はありますか?
現時点では提供の予定はありません。
RouteMagic CM が送信したメールが数分間の遅れて届くことがあります。なぜですか?
show log mail コマンドで表示されるメール送信ログ中の “delay” の値(単位は秒)が数分と大きい場合、メール受信側の MTA (メール送受信プログラム)で DNS の逆引きを行う際に遅延(DNS タイムアウト等)が発生している可能性があります。この場合、メール受信側の MTA もしくは DNS の設定を変更する必要があります。
RouteMagic CM を Sun Microsystems 社のサーバに接続したいのですが、ブレーク信号 (break) が誤送出されたりしませんか?
RouteMagic CM の起動時、終了時、再起動時に不用意な ブレーク信号の送出は行わないようになっております。また、特定のキー操作で break 信号を送出することが可能です。
ネットワーク経由でログイン時に、set address コマンドを実行すると接続が切れてしまい、IP アドレスの設定が行えません。
set address コマンドで設定した IP アドレスにログインできない環境の場合、設定を保存するには以下のような方法があります。

1.すべての設定を行った後に、set address コマンドを実行。接続が切断されるが、ファンクションスイッチの機能番号 A (設定を保存後に再起動)を実行して、設定を保存。(RM-CM200 のみ)

2.copy terminal running-config コマンドを実行。set address を含む設定を記述し、最後に write memory コマンドを記入後に CTRL-D を入力。

RouteMagic CM の設定内容をバックアップするにはどうすればよいですか?
copy コマンドを利用してください。

テキスト形式で設定をバックアップする場合、copy running-config terminal コマンド、または copy startup-config terminal コマンドを実行し、表示される内容を端末のログ機能を使って保存します。設定を復元する場合は、copy terminal running-config コマンドを実行し、保存していた設定内容を端末から送信します。

また、tftp サーバにバイナリ形式で設定をバックアップする場合は、copy running-config tftp コマンド、または copy startup-config tftp コマンドを実行してください。設定を復元する場合は、copy tftp startup-config コマンドを実行します。

RouteMagic CM (RM-CM) シリーズと RMC-MP シリーズとの違いは?
RouteMagic Console Manager (RM-CM) シリーズは、RMC-MP シリーズの後継機種となります。
(※RMC-MP シリーズは既に販売終了しております)

[Q1] 現在 RMC-MP シリーズを使用しているので増設したいが、 RMC-MP シリーズが販売終了なのでどれを購入すればよいですか?
[A1] 後継製品の RouteMagic CM シリーズをご購入下さい。

[Q2] Web サイトを見たところ、RouteMagic CM シリーズというのが後継のようですが、RMC-MP シリーズとの互換性はありますか?
[A2] RouteMagic CM シリーズは RMC-MP シリーズの機能を全て含んでおり、機能互換性を維持しております。

[Q3] 現在運用中の RMC-MP シリーズのソフトウェアを RouteMagic CM のソフトウェアにバージョンアップできますか?(有償対応ならば可能でしょうか?)
[A3] 行っておりません。RouteMagic CM の機能が必要な場合は、新規に RouteMagic CM をご購入下さい。

[Q4] RouteMagic CM シリーズで RMC-MP シリーズのソフトウェアを利用できますか?(運用中の RMC-MP シリーズとソフトウェアのバージョンを揃えたいのですが)
[A4] RouteMagic CM シリーズに RMC-MP シリーズのソフトウェアをインストールすることはできません。

[Q5] RMC-MP シリーズと RouteMagic CM シリーズのハードウェアは同じではないのでしょうか?(名前が変わっただけではないのですか?)
[A5] ハードウェアは随時変更がなされております。ハードウェアの違いだけでなく、提供する機能性と合わせて製品を形作っております。

[Q6] RouteMagic CM シリーズは、現在運用中の RMS Ver.3.x 系と組み合わせて使えますか?
[A6] RouteMagic CM シリーズがサポート対象となるのは、RMS Ver.4.0 以降となります。RouteMagic CM シリーズは RMC-MP シリーズと機能互換性がありますので、RMS Ver.3.x と組み合わせて利用することは可能ですが、サポート対象外となりますのでご了承ください。

[Q7] RMC-MP シリーズの修理対応、また保守サービスはいつまで行われますか?
[A7] 製品販売終了後 1 年間の修理対応を行います。2007 年に製品販売終了しておりますので、2008 年末までの修理対応となります。以後は保守サービス加入されている場合のみ対応させていただきます。なお、保守サービスは 2012 年を超えない範囲で提供を行っております。
RouteMagic CM が COM ポートに定期的に改行コードを送信しているようですが?
監視対象装置の生存確認機能 (target-check) が ON に設定されている場合、RouteMagic CM は COM ポートに接続された監視対象装置に対して 15 分に 1 回 (デフォルト)の間隔で改行コードを送信して生存確認を行います。この機能を OFF にしたい場合は、set no target-check コマンドを実行してください。
connect コマンドから抜ける方法がわかりません。
connect コマンド実行中にエスケープ文字(デフォルトでは Ctrl-\)を入力後、’x’ を入力してください。RouteMagic CM のプロンプトに戻ります。

エスケープ文字を変更するには、set escape-character コマンドを使用します。

COM ポート(シリアルポート)の接続確認は、どのようにすればよいですか?
show port comN コマンドの実行、RouteMagic CM 本体正面のファンクションスイッチ(RM-CM200)、もしくは LCD 操作パネル(RM-CM1200)を使用して comN ポートの制御信号状態を確認する機能が提供されています(「RouteMagic CM ユーザーズ・ガイド」の “ファンクションスイッチの機能”、または “LCD 操作パネルの使用方法” 参照)。

正常に接続されている場合の表示は以下のようになります。

「ターミナルや監視対象機器などが正常に接続されている場合」
RTS, CTS, DTR, DSR が点灯 (RM-CM200 : LED の縦棒が全点灯)

「モデムや ISDN ターミナルアダプタが正常に接続されている場合」
RTS, CTS, DTR が点灯 (RM-CM200 : LED の左側の縦棒と LED の右側の縦棒下半分が点灯)

表示が上記と異なる場合は、シリアル接続に電気的な問題があります。ケーブルのクロス/ストレートはあっているか、変換コネクタの種類は合っているかなどを確認してください。

RouteMagic CM の COM ポートピンアサインについては、「RouteMagic Console Manager ケーブル・コネクタ仕様」を参照してください。

コンソール(シリアル)ポートのログと Syslog はどのように違うのですか?
対象のネットワーク機器によっても変わりますが、Syslog と比較してシリアルコンソールでなければ取得できない情報の代表的なものとして、OS 起動時の BOOT メッセージやハードウェア障害発生時の断末魔(メモリダンプなど)があります。
RM-CM1200 の CRT ポートにはビットマップの GUI が出力されるのでしょうか?テキストベースの画面が出力されるのでしょうか?また、その場合のCRT解像度は?
RM-CM1200、RMC-MP1200 では、テキストベースの画面が表示されます。CRT解像度は VGA (640×480) です。

RouteMagic Console Manager (RM-CM) 技術情報

RM-CM1200 の Web インタフェースを無効化する方法
RM-CM1200 のアクセス制限機能で HTTP プロトコルによる通信を遮断することによって、Web インタフェースを無効化することができます。(RMC-MP1200 も同様です) 特権 (enable) モード で下記のコマンドを実行することにより、すべてのホストからの HTTP ポートへのアクセスが遮断されます。

[rmc@myrmc]# set access-list deny http 0.0.0.0

set access-list コマンドでは、HTTP プロトコル以外に Telnet や SSH プロトコルなどのアクセス制限も可能です。 詳しくは、「RouteMagic CM ユーザーズ・ガイド」の「8.3 RM-CM に対するアクセス制限の設定」をご参照ください。

RouteMagic CM から RMS への PGP 暗号化メール送信が、正常におこなわれていない場合の確認事項
PGP の公開鍵をセットアップした後に発生した現象の場合は、公開鍵設定の誤り、もしくは複数の公開鍵が設定されているためのトラブルである可能性があります。この場合、メールは正常に送受信されますが、RMS はメールを正常に処理できません。RouteMagic CM にログインして以下の確認を行ってください。 1. show key-list を実行します。 次のような内容が出力されます。

pub 1024D/E031E04B 2002-01-17 rms-system
Key fingerprint = 7869 1846 C6CB 5E81 EC81 8D85 3E29 37FF E031 E04B
sub 1024g/C3D077A0 2002-01-17

pub 1024D/543CD2C0 2002-03-08 rms-system
Key fingerprint = 5956 B395 BAB2 470A 87D5 F4C9 E7ED 1594 543C D2C0
sub 1024g/ F77CB5E3 2002-03-08

ok

上記のように、1 つのメールアドレスに対して複数の公開鍵が設定されてしまっている場合、暗号化機能が正常に動作しません。また、複数個の鍵が設定されていない場合でも、RMS 側の登録情報との一致を確認する必要があります。 2. RMS で作成した公開鍵の fingerprint を出力します。RMS がインストールされている Linux サーバで、下記のコマンドを実行します。(rmsv ユーザとして Linux にログインして操作する必要があります。詳細は、RMS インストール・ガイドをご参照ください。)

gpg –fingerprint rms@server.example.com

上記 “rms@server.example.com” は、鍵を作成した時のメールアドレスを指定します。次のような内容が出力されます。

gpg: Warning: using insecure memory!
/var/lib/rms/.gnupg/pubring.gpg
pub 1024D/543CD2C0 2002-03-08 rms-system
Key fingerprint = 5956 B395 BAB2 470A 87D5 F4C9 E7ED 1594 543C D2C0
sub 1024g/F77CB5E3 2002-03-08

3. RouteMagic CM の “show key-list” と RMS の “gpg” コマンドで出力された Key fingerprint の文字列が一致していることを確認します。不一致があった場合、RMC の公開鍵を正しく再設定する必要があります。 4. “show key-list” の結果、RMS のメールアドレスに対して複数の鍵が設定されていた場合、RMS 側の出力結果と KeyID (上記赤字部分)の一致する公開鍵を残して他の設定を削除します。 前記の例の場合、以下のコマンドを実行して KeyID E031E04B の設定を削除してください。

set no public-key E031E04B

装置からコンソールメッセージが大量に出力された場合、RouteMagic CM はどこまで対応できますか?
RouteMagic CM は一般的なシリアルポートの最大スピード (115.2kbps) に対応しており、この速度で処理するための十分なバッファを内部に持っていますので、通常は処理が追いつかなくなることはありません。

ただし、一文字ずつ別のメールとして送信するなどの極端な設定をした状態で、大量のコンソールメッセージが継続して発生した場合は処理が滞る場合もあります。しかし、そのような場合でも RouteMagic CM の内部ログにその情報が記録されます。

ユーザ定義のスクリプト(ネットワーク情報取得など)をデバッグする方法
スクリプトが期待通りの動作を行わない場合、script-test コマンドでスクリプトを実行すると、入出力文字や実行ステータスなどのデバッグ情報が表示されます。
DHCP を使用できない環境で、RM-CM200 の初期設定をネットワーク経由で行う方法
LED に “-no IP address-” が表示されている場合、RM-CM200 の正面のファンクションスイッチを操作して、IP アドレスを自動的に取得・設定する機能が用意されています(「RouteMagic CM ユーザーズ・ガイド」の「ファンクションスイッチの機能」参照)。この機能を実行して、表示された IP アドレスに SSH/Telnet 接続してください。
RM-CM200 の IP アドレス自動設定機能
RM-CM200 と RMC-MP200 は、ファンクションスイッチ操作によって IP アドレスの自動設定機能を実行することができます。

IP アドレス自動設定機能が実行された場合、RouteMagic CM はネットワークに流れる ARP (Address Resolution Protocol) パケットをまず監視します(この間、明示的にネットワーク内で ping などを実行すると、自動設定処理を早く行うことができます)。その後、得られた ARP パケットに含まれる情報を元に、ネットワーク内の使われていない IP アドレスを探索・設定します。なお、一定時間内に ARP パケットが取得できない場合は、192.168.0.x を設定します。

RM-CM1200 の PS/2 ポートに接続可能なキーボードの種類について
RM-CM1200 の PS/2 ポートに接続可能なキーボードは、英語・日本語 PS/2 キーボードとなっており、ログイン時にキーボード種別を指定する方式になっています。

詳細は「RouteMagic CM ユーザーズ・ガイド」を参照してください。

POP3 によるメール受信とモデムについて
現バージョンでは、POP3 でのメール受信は常にイーサネット経由で行います。モデム経由でのご利用はできません。
SSH、SSL などのセキュリティホールへの対策について
OpenSSH は、以下のセキュリティホールの対策済みです。

(2002/03/01):Pine Internet Security Advisory
PINE-CERT-20020301: OpenSSH

これ以降も、OpenSSH には Security Advisory が出ていますが、RouteMagic CM では影響がない不具合のため対応を見送っています。OpenSSL は以下のセキュリティホールの対応済みです。

(2002/7/30): CERTR Advisory
CA-2002-23 Multiple Vulnerabilities In OpenSSL

なお、RouteMagic CM は上記システムプログラムも含めたソフトウェアのアップグレードが可能な仕様になっていますので、問題になるセキュリティホールが発見された場合にはソフトウェアバージョンアップで随時対処していただくことができます。

copy startup-config tftp コマンドを実行すると、「File not found」エラーになる場合
tftp サーバに設定を保存する際、サーバ側にあらかじめファイルが存在し、かつパブリックに書き込み権限が与えられている必要があります。
copy startup-config running-config を実行しても、show configuration と show running-config の内容が一致しない
copy コマンドで、コピー先に running-config を指定した場合、コピー元の内容が現在の設定にマージされる形になります。コピー元の設定で現在の設定が置き換えられるわけではないのでご注意ください。
tftpサーバに保存している RMC 設定情報の内容を参照する方法
copy tftp terminal コマンドを実行してください。tftp サーバに保存されている設定内容を端末に表示します。
connect コマンドを実行すると「ポートが使用中です」と表示されエラーになる場合
他のユーザが connect コマンドを実行しているか、RouteMagic CM が生存確認やネットワーク情報の取得を実行中の可能性が考えられます。
RouteMagic CM からメールが送られてこない場合の確認事項
まず「RouteMagic CM ユーザーズ・ガイド」の「メールの設定」の章を参照し、”mail-test メールポート名” を実行してテストメールが正しく送信されるかどうかを確認して下さい。

また、テストメール以外のメールは、メールサービスが ON になっていないと送信されません。show running-config mail コマンドを実行し、「set mail-service」の行を確認して下さい。「set no mail-service」と表示されている場合は、set mail-service コマンドを実行し、メールサービスを ON にしてください。

スポイラーのタイトル
RouteMagic CM にエラーメールが返送されている場合があります。show mail コマンドで受信メールの内容を確認してください。また、set errors-to でエラーメールの送信先を指定していた場合は、そちらにエラーメールが届いている可能性があります。

エラーメールが届いていない場合は、show log mail コマンドを実行してメール送受信ログの内容を確認して下さい。

テストメールは正常に送られてくるのに、監視対象装置からのメッセージがメールされない場合の確認事項
以下の内容を順番に設定・確認して下さい。

1. show running-config コマンドを実行して “set mail-service” の行を確認して下さい。「set no mail-service」と表示される場合は、set mail-service コマンドを実行してメールサービスを ON にします。また、show log com1 コマンドを実行して監視対象装置からの入力が実際に来ているのかどうかの確認も必要です。

2. シリアルポートからの入力がメールポートに接続されているかどうかを確認して下さい。確認には、show spy コマンドを実行します。接続されていない場合は、「set spy com1 メールポート名」を実行して、COM1 ポートからの入力をメールポートに接続するように設定します。

3. フィルタの設定を確認します。show spy を実行してください。フィルタが割り付けられている場合は、「set spy com1 tfl0 ml0」というように表示されます。フィルタが割り付けられている場合、show target-filter を実行して、フィルタの内容を確認してください。また、filter-test コマンドを実行するとフィルタの動作を実際に確認することができます。

RouteMagic CM から送信された PGP 暗号化メールを受信して閲覧するのに必要な環境
PGP (5.x以上) または GnuPG などの暗号化ソフトウェアと、暗号化メールに対応した電子メールソフト (MUA) が必要になります。PGP と GnuPG の詳細については、以下のホームページが参考になります。

Wikipedia – Pretty Good Privacy
http://ja.wikipedia.org/wiki/Pretty_Good_Privacy

PGP User’s Manual for Windows
http://www.cla-ri.net/pgp/

GNU Privacy Guard 講座
http://gnupg.hclippr.com/

メール送信の PGP 暗号キーは RouteMagic CM にて作成されるのでしょうか?RouteMagic CM から直接メールを携帯電話やインターネットメールアドレスに送付する際には PGP 暗号化機能は使えますか?
PGP のような公開鍵暗号では暗号文を受け取る側で暗号キーを作成します。したがって、RouteMagic の場合は RMS 側(RMS が稼働しているサーバ)で作成した公開鍵を RMC に登録することになります。

RMS ではなく直接人に送信する場合でも PGP による暗号化は可能です。その際も受け取り側で作成した公開鍵を RMC に登録する形になります。

RouteMagic Server リリースノート

RMS 4.5.0 for Linux リリースノート
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■ RouteMagic Server 4.5.0 リリースノート (2019/07/31)
Routrek Networks, Inc.
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RouteMagic Server Version 4.5.0 では、Version 4.3.0 から以下の機能追加・仕様変
更・不具合修正が行われています。Version 4.5.0 にアップデートする前に、以下の内
容をご確認くださいますようお願い致します。

V4.3.4 以前のリリースノートの内容については、弊社ウェブサイトのサポート技術情報
ページで参照できます。そちらも合わせてご覧ください。

http://www.routrek.co.jp/product/routemagic/support.html

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■機能追加・変更点 (Version 4.3)
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1.ホーム画面の改善

ホーム画面に以下の情報が表示されるようになりました。

・アクティブインシデント数
・最新 5 件分のアクティブインシデント
・最新 5 件分の装置イベントログ
・最新 5 件分のコンソールメッセージログ
・最新 5 件分の操作ログ
・最新 5 件分の装置コンフィグ

2.リモートコマンド発行機能にコマンド引数機能を追加

登録したコマンド定義内にプレースホルダ文字列 ($1, $2, $3) を含む場合、リモート
コマンド発行実行時にコマンド引数を入力させることができ、プレースホルダ文字列の
部分が入力したコマンド引数の値に置換されて発行されます。

3.RM-CM ソフトウェア Version 4.3 の機能に対応

RM-CM ソフトウェア Version 4.3 で増加された RHP ポートに対応しました。
RM-CM400 では 40 ポート、RM-CM1200/RM-CM1250 では 120 ポートまでの RHP ポートの
操作ログをRMS 上で管理可能です。

4.RM-CM1250 に対応 (RMS Version 4.3.2 から対応)

RouteMagic Console Manager の新製品 RM-CM1250 に対応しました。

5.コンソールメッセージ受信時の SNMP トラップ送信でコンソールメッセージ本文を
送信する機能を追加 (RMS Version 4.3.3 から対応)

送信可能な SNMP トラップに「コンソールメッセージ受信(詳細)」が追加されました。
この SNMP トラップを送信する設定にしておくことで、コンソールメッセージ受信時の
トリガーイベントで「装置名」と「コンソールメッセージ本文」を付加した SNMP トラッ
プを送信できます。

※SNMP トラップに付加される「装置名」「コンソールメッセージ本文」の最大長は以下
の通りです。

「装置名」 ※最大 30 文字
「コンソールメッセージ本文」※最大 250 文字

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■不具合修正・その他
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[V4.5.0]

・OpenJDK 8 (java-1.8.0-openjdk.i686) に対応しました。
(V4.5.0 より OS ディストリビューションで提供される OpenJDK で動作します)

・RMS のサポート対象 OS の条件が変更されました。

Red Hat Enterprise Linux 6.x (CentOS 6.x) – 32 bit 版 (i386)
Red Hat Enterprise Linux 6.x (CentOS 6.x) – 64 bit 版 (x86_64)
Red Hat Enterprise Linux 7.x (CentOS 7.x) – 64 bit 版 (x86_64)

※RMS 4.5.0 以降は RHEL 5 (CentOS 5) 以前のバージョンをサポートしておりません。

[V4.4.0]

・Java 8 (JRE 1.8.0) に対応しました。
(V4.4.0 より Java 8 (JRE 1.8.0_144) で動作します)

・RMS のサポート対象 OS の条件が変更されました。

Red Hat Enterprise Linux 5.5 以上
(※Red Hat Enterprise Linux 6.x 以降には非対応)

[V4.3.4]

・ログイン後、ホーム画面を表示する際に PostgreSQL の postmaster プロセスが高負
荷になり、レスポンスが異常に悪化する不具合を修正しました。
(この問題は RMS V4.3.3 以前のバージョンで、インシデントデータのレコード数が多
く、データベースの VACUUM FULL が長期間を行われていない場合に発生していました。)

・インシデントリストで「削除」をクリックしてもインシデントが削除されない(削除
されたインシデントが表示されたままになる)不具合を修正しました。

[V4.3.3]

・SNMP トラップ「コンソールメッセージ受信」で「ログ ID」が付加されていなかった
不具合を修正しました。

[V4.3.2]

・/etc/resolve.conf の nameserver で指定されている DNS サーバにアクセスできない
環境の場合、RMS 起動後に初めてアクセスするページの表示が異常に遅くなってしまう
不具合を修正しました。

[V4.3.1]

・リモートコマンド発行時の引数入力ボックスがコマンド定義に含まれるプレースホル
ダの数より多くなってしまう場合がある不具合を修正しました。

[V4.3.0]

・装置種別 Extream の装置のコンソールメッセージの組み込み解説データが表示されな
い不具合を修正しました。

・装置種別 Extream の装置のコンソールメッセージを受信すると例外が発生する

・装置情報に設定した IP アドレスのフォーマットが正しくない場合、SNMP トラップ送
信時に例外エラーが発生して、トリガー発生の要因となったログデータ等が保存されな
かった不具合を修正しました。

・空の Target Message メールが届いた場合に rms.log に
「target message: ~ log_id=null」と出てしまっていた不具合を修正しました。

・一部のブラウザ (IE9 など) でツリービューの縦スクロールバーが表示されなかった
不具合を修正しました。

・操作ログリスト画面でスタータスが「受信中」の操作ログの「表示」リンクをクリッ
クすると例外エラーが表示される不具合を修正しました。

・RMS 管理者ログイン時の認証成功・失敗を rms.log に出力するように修正しました。

・rms.log に出力されるログイン成功・失敗のログにアクセス元 IP アドレスも出力す
るように修正しました。

RMS 4.4.0 for Linux リリースノート
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■ RouteMagic Server 4.4.0 リリースノート (2017/10/03)
Routrek Networks, Inc.
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RouteMagic Server Version 4.4.0 では、Version 4.3.0 から以下の機能追加・仕様変
更・不具合修正が行われています。Version 4.4.0 にアップデートする前に、以下の内
容をご確認くださいますようお願い致します。

V4.3.4 以前のリリースノートの内容については、弊社ウェブサイトのサポート技術情報
ページで参照できます。そちらも合わせてご覧ください。

http://www.routrek.co.jp/product/routemagic/support.html

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■機能追加・変更点 (Version 4.3)
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1.ホーム画面の改善

ホーム画面に以下の情報が表示されるようになりました。

・アクティブインシデント数
・最新 5 件分のアクティブインシデント
・最新 5 件分の装置イベントログ
・最新 5 件分のコンソールメッセージログ
・最新 5 件分の操作ログ
・最新 5 件分の装置コンフィグ

2.リモートコマンド発行機能にコマンド引数機能を追加

登録したコマンド定義内にプレースホルダ文字列 ($1, $2, $3) を含む場合、リモート
コマンド発行実行時にコマンド引数を入力させることができ、プレースホルダ文字列の
部分が入力したコマンド引数の値に置換されて発行されます。

3.RM-CM ソフトウェア Version 4.3 の機能に対応

RM-CM ソフトウェア Version 4.3 で増加された RHP ポートに対応しました。
RM-CM400 では 40 ポート、RM-CM1200/RM-CM1250 では 120 ポートまでの RHP ポートの
操作ログをRMS 上で管理可能です。

4.RM-CM1250 に対応 (RMS Version 4.3.2 から対応)

RouteMagic Console Manager の新製品 RM-CM1250 に対応しました。

5.コンソールメッセージ受信時の SNMP トラップ送信でコンソールメッセージ本文を
送信する機能を追加 (RMS Version 4.3.3 から対応)

送信可能な SNMP トラップに「コンソールメッセージ受信(詳細)」が追加されました。
この SNMP トラップを送信する設定にしておくことで、コンソールメッセージ受信時の
トリガーイベントで「装置名」と「コンソールメッセージ本文」を付加した SNMP トラッ
プを送信できます。

※SNMP トラップに付加される「装置名」「コンソールメッセージ本文」の最大長は以下
の通りです。

「装置名」 ※最大 30 文字
「コンソールメッセージ本文」※最大 250 文字

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■不具合修正・その他
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[V4.4.0]

・Java 8 (JRE 1.8.0) に対応しました。
(V4.4.0 より Java 8 (JRE 1.8.0_144) で動作します)

・RMS のサポート対象 OS の条件が変更されました。

Red Hat Enterprise Linux 5.5 以上
(※Red Hat Enterprise Linux 6.x 以降には非対応)

[V4.3.4]

・ログイン後、ホーム画面を表示する際に PostgreSQL の postmaster プロセスが高負
荷になり、レスポンスが異常に悪化する不具合を修正しました。
(この問題は RMS V4.3.3 以前のバージョンで、インシデントデータのレコード数が多
く、データベースの VACUUM FULL が長期間を行われていない場合に発生していました。)

・インシデントリストで「削除」をクリックしてもインシデントが削除されない(削除
されたインシデントが表示されたままになる)不具合を修正しました。

[V4.3.3]

・SNMP トラップ「コンソールメッセージ受信」で「ログ ID」が付加されていなかった
不具合を修正しました。

[V4.3.2]

・/etc/resolve.conf の nameserver で指定されている DNS サーバにアクセスできない
環境の場合、RMS 起動後に初めてアクセスするページの表示が異常に遅くなってしまう
不具合を修正しました。

[V4.3.1]

・リモートコマンド発行時の引数入力ボックスがコマンド定義に含まれるプレースホル
ダの数より多くなってしまう場合がある不具合を修正しました。

[V4.3.0]

・装置種別 Extream の装置のコンソールメッセージの組み込み解説データが表示されな
い不具合を修正しました。

・装置種別 Extream の装置のコンソールメッセージを受信すると例外が発生する

・装置情報に設定した IP アドレスのフォーマットが正しくない場合、SNMP トラップ送
信時に例外エラーが発生して、トリガー発生の要因となったログデータ等が保存されな
かった不具合を修正しました。

・空の Target Message メールが届いた場合に rms.log に
「target message: ~ log_id=null」と出てしまっていた不具合を修正しました。

・一部のブラウザ (IE9 など) でツリービューの縦スクロールバーが表示されなかった
不具合を修正しました。

・操作ログリスト画面でスタータスが「受信中」の操作ログの「表示」リンクをクリッ
クすると例外エラーが表示される不具合を修正しました。

・RMS 管理者ログイン時の認証成功・失敗を rms.log に出力するように修正しました。

・rms.log に出力されるログイン成功・失敗のログにアクセス元 IP アドレスも出力す
るように修正しました。

===============================================================================
■V4.4.0 へのアップデートを安全に行う手順
===============================================================================

ここでは、V4.4.0 へのアップデート作業を安全に行うための手順をご説明します。

本手順では、アップデート作業中に RM-CM のメール送信機能を一時的に停止して、
RMS に対してメールが送られてこないようにした状態で作業を進めます。

したがって、アップデート作業中は装置の死活監視やログ収集などが一時的に行え
ない状態になりますので、運用に支障のない時間帯に行うことをお勧め致します。

1.RMS のアップデートを開始する前に、RM-CM 側で set no mail-service を実行して
RM-CM のメール送信機能を停止しておきます。

※以下、2~12を実行する前に、rmsv データベースのバックアップを取っておくこと
を強く推奨致します。

■RMS 4.0 データベースのバックアップ・リストアの方法(参考)
http://www.routrek.co.jp/support/techsupport/rms/rms_40.html

2.簡易インストールガイドの手順に従って rms4setup.pl スクリプトを実行し、
V4.4.0 にアップデートします。(これまでと同様の手順です)

3.ブラウザで RMS 管理者モードでログインします。

4.ツリーメニューから[RMS システム設定] を選択して開きます。

5.「定時タスク時にログ保存期間を経過したログの自動削除を実行する」オプション
が「有効」になっていることを確認します。

「有効」なっていない場合は、[編集] リンクをクリックして設定編集画面で「有効」
にセットしてください。

【 注意 】
「定時タスク時にログ保存期間を経過したログの自動削除を実行する」オプションが
有効になっていないと、装置や RM-CM の「ログ保存期間」を設定しても定時タスク
での自動削除処理が行われませんのでご注意ください。

6.「定時タスク実行時刻」の右側にある「今すぐ実行する」をクリックします。

これによって、次回の定時タスクが「現在時刻より1分後」に強制的にスケジューリン
グされます。

なお、次回の定時タスクが現在時刻より1時間以内にスケジューリングされている場合
は、「今すぐ実行する」は実行できない仕様となっております。
(定時タスク処理がバッティングするのを防ぐため)

その場合は、定時タスク実行時刻を一時的に別の時刻にずらすことによって解決できま
す。

7.RMS が稼働している Linux のシェルで以下のコマンドを実行し、定時タスクの開始
と終了を確認します。

# tail -f /opt/rms4/logs/rms.log

(以下のように表示されます)

2009-01-28 03:02:50,497 INFO [DailyTaskImpl] daily task start.

2009-01-28 03:02:52,112 INFO [DailyTaskImpl] daily task end.
next=2009-01-29 03:02:00

【 注意点 】
定時タスク処理では、ログ削除処理要求をログ削除スレッドに送信する処理のみを行って
います。そのため、「daily task end.」と表示されて定時タスク処理が完了したあとも、
削除するログの量が多い場合はバックグラウンドでログ削除スレッドが削除処理を継続し
ていることがあります。

また、大量のデータを削除しているときは、PostgreSQL のプロセスによってシステムの
ロードアベレージがかなり高くなりますので、他のプログラムが処理をしていない時間
帯に行うことをお勧めします。

ログ削除処理に伴うシステム負荷の確認は、top コマンドなどで行えます。
postgres プロセスの CPU 使用率が高い間は削除処理が継続している状態です。

8.削除処理が完了したら、RMS を停止します。

# /etc/init.d/rms4 stop

9.rmsv ユーザに移行して、vacuumdb コマンドを実行し、PostreSQL データベースの
シュリンクと最適化を行います。

# su – rmsv
$ vacuumdb -f -z rmsv
$ exit

10.RMS を起動します。

# /etc/init.d/rms4 start

11.RM-CM 側で set mail-service コマンドを実行し、メール送信機能を再開します。

12.RMS にログインして、RM-CM 通信ログ画面等で RM-CM からのメールが正常に受信
できていることを確認します。

===============================================================================

RMS 4.3.4 for Linux リリースノート
——————————————————————————-
■ RouteMagic Server 4.3.4 リリースノート (2013/03/03)
Routrek Networks, Inc.
——————————————————————————-

RouteMagic Server Version 4.3.4 では、Version 4.3.0 から以下の機能追加・仕様変
更・不具合修正が行われています。Version 4.3.4 にアップデートする前に、以下の内
容をご確認くださいますようお願い致します。

V4.3.0 以前のリリースノートの内容については、弊社ウェブサイトのサポート技術情報
ページで参照できます。そちらも合わせてご覧ください。

http://www.routrek.co.jp/support/techsupport.html

===============================================================================
■機能追加・変更点 (Version 4.3)
===============================================================================

1.ホーム画面の改善

ホーム画面に以下の情報が表示されるようになりました。

・アクティブインシデント数
・最新 5 件分のアクティブインシデント
・最新 5 件分の装置イベントログ
・最新 5 件分のコンソールメッセージログ
・最新 5 件分の操作ログ
・最新 5 件分の装置コンフィグ

2.リモートコマンド発行機能にコマンド引数機能を追加

登録したコマンド定義内にプレースホルダ文字列 ($1, $2, $3) を含む場合、リモート
コマンド発行実行時にコマンド引数を入力させることができ、プレースホルダ文字列の
部分が入力したコマンド引数の値に置換されて発行されます。

3.RM-CM ソフトウェア Version 4.3 の機能に対応

RM-CM ソフトウェア Version 4.3 で増加された RHP ポートに対応しました。
RM-CM400 では 40 ポート、RM-CM1200/RM-CM1250 では 120 ポートまでの RHP ポートの
操作ログをRMS 上で管理可能です。

4.RM-CM1250 に対応 (RMS Version 4.3.2 から対応)

RouteMagic Console Manager の新製品 RM-CM1250 に対応しました。

5.コンソールメッセージ受信時の SNMP トラップ送信でコンソールメッセージ本文を
送信する機能を追加 (RMS Version 4.3.3 から対応)

送信可能な SNMP トラップに「コンソールメッセージ受信(詳細)」が追加されました。
この SNMP トラップを送信する設定にしておくことで、コンソールメッセージ受信時の
トリガーイベントで「装置名」と「コンソールメッセージ本文」を付加した SNMP トラッ
プを送信できます。

※SNMP トラップに付加される「装置名」「コンソールメッセージ本文」の最大長は以下
の通りです。

「装置名」 ※最大 30 文字
「コンソールメッセージ本文」※最大 250 文字

===============================================================================
■不具合修正
===============================================================================

[V4.3.4]

・ログイン後、ホーム画面を表示する際に PostgreSQL の postmaster プロセスが高負
荷になり、レスポンスが異常に悪化する不具合を修正しました。
(この問題は RMS V4.3.3 以前のバージョンで、インシデントデータのレコード数が多
く、データベースの VACUUM FULL が長期間を行われていない場合に発生していました。)

・インシデントリストで「削除」をクリックしてもインシデントが削除されない(削除
されたインシデントが表示されたままになる)不具合を修正しました。

[V4.3.3]

・SNMP トラップ「コンソールメッセージ受信」で「ログ ID」が付加されていなかった
不具合を修正しました。

[V4.3.2]

・/etc/resolve.conf の nameserver で指定されている DNS サーバにアクセスできない
環境の場合、RMS 起動後に初めてアクセスするページの表示が異常に遅くなってしまう
不具合を修正しました。

[V4.3.1]

・リモートコマンド発行時の引数入力ボックスがコマンド定義に含まれるプレースホル
ダの数より多くなってしまう場合がある不具合を修正しました。

[V4.3.0]

・装置種別 Extream の装置のコンソールメッセージの組み込み解説データが表示されな
い不具合を修正しました。

・装置種別 Extream の装置のコンソールメッセージを受信すると例外が発生する

・装置情報に設定した IP アドレスのフォーマットが正しくない場合、SNMP トラップ送
信時に例外エラーが発生して、トリガー発生の要因となったログデータ等が保存されな
かった不具合を修正しました。

・空の Target Message メールが届いた場合に rms.log に
「target message: ~ log_id=null」と出てしまっていた不具合を修正しました。

・一部のブラウザ (IE9 など) でツリービューの縦スクロールバーが表示されなかった
不具合を修正しました。

・操作ログリスト画面でスタータスが「受信中」の操作ログの「表示」リンクをクリッ
クすると例外エラーが表示される不具合を修正しました。

・RMS 管理者ログイン時の認証成功・失敗を rms.log に出力するように修正しました。

・rms.log に出力されるログイン成功・失敗のログにアクセス元 IP アドレスも出力す
るように修正しました。

===============================================================================
■V4.3.4 へのアップデートを安全に行う手順
===============================================================================

ここでは、V4.3.4 へのアップデート作業を安全に行うための手順をご説明します。

本手順では、アップデート作業中に RM-CM のメール送信機能を一時的に停止して、
RMS に対してメールが送られてこないようにした状態で作業を進めます。

したがって、アップデート作業中は装置の死活監視やログ収集などが一時的に行え
ない状態になりますので、運用に支障のない時間帯に行うことをお勧め致します。

1.RMS のアップデートを開始する前に、RM-CM 側で set no mail-service を実行して
RM-CM のメール送信機能を停止しておきます。

※以下、2~12を実行する前に、rmsv データベースのバックアップを取っておくこと
を強く推奨致します。

■RMS 4.0 データベースのバックアップ・リストアの方法(参考)
http://www.routrek.co.jp/support/techsupport/rms/rms_40.html

2.簡易インストールガイドの手順に従って rms4setup.pl スクリプトを実行し、
V4.3.4 にアップデートします。(これまでと同様の手順です)

3.ブラウザで RMS 管理者モードでログインします。

4.ツリーメニューから[RMS システム設定] を選択して開きます。

5.「定時タスク時にログ保存期間を経過したログの自動削除を実行する」オプション
が「有効」になっていることを確認します。

「有効」なっていない場合は、[編集] リンクをクリックして設定編集画面で「有効」
にセットしてください。

【 注意 】
「定時タスク時にログ保存期間を経過したログの自動削除を実行する」オプションが
有効になっていないと、装置や RM-CM の「ログ保存期間」を設定しても定時タスク
での自動削除処理が行われませんのでご注意ください。

6.「定時タスク実行時刻」の右側にある「今すぐ実行する」をクリックします。

これによって、次回の定時タスクが「現在時刻より1分後」に強制的にスケジューリン
グされます。

なお、次回の定時タスクが現在時刻より1時間以内にスケジューリングされている場合
は、「今すぐ実行する」は実行できない仕様となっております。
(定時タスク処理がバッティングするのを防ぐため)

その場合は、定時タスク実行時刻を一時的に別の時刻にずらすことによって解決できま
す。

7.RMS が稼働している Linux のシェルで以下のコマンドを実行し、定時タスクの開始
と終了を確認します。

# tail -f /opt/rms4/logs/rms.log

(以下のように表示されます)

2009-01-28 03:02:50,497 INFO [DailyTaskImpl] daily task start.

2009-01-28 03:02:52,112 INFO [DailyTaskImpl] daily task end.
next=2009-01-29 03:02:00

【 注意点 】
定時タスク処理では、ログ削除処理要求をログ削除スレッドに送信する処理のみを行って
います。そのため、「daily task end.」と表示されて定時タスク処理が完了したあとも、
削除するログの量が多い場合はバックグラウンドでログ削除スレッドが削除処理を継続し
ていることがあります。

また、大量のデータを削除しているときは、PostgreSQL のプロセスによってシステムの
ロードアベレージがかなり高くなりますので、他のプログラムが処理をしていない時間
帯に行うことをお勧めします。

ログ削除処理に伴うシステム負荷の確認は、top コマンドなどで行えます。
postgres プロセスの CPU 使用率が高い間は削除処理が継続している状態です。

8.削除処理が完了したら、RMS を停止します。

# /etc/init.d/rms4 stop

9.rmsv ユーザに移行して、vacuumdb コマンドを実行し、PostreSQL データベースの
シュリンクと最適化を行います。

# su – rmsv
$ vacuumdb -f -z rmsv
$ exit

10.RMS を起動します。

# /etc/init.d/rms4 start

11.RM-CM 側で set mail-service コマンドを実行し、メール送信機能を再開します。

12.RMS にログインして、RM-CM 通信ログ画面等で RM-CM からのメールが正常に受信
できていることを確認します。

===============================================================================

RMS 4.3.2 for Linux リリースノート
——————————————————————————-
■ RouteMagic Server 4.3.2 リリースノート (2012/06/11)
Routrek Networks, Inc.
——————————————————————————-

RouteMagic Server Version 4.3.2 では、Version 4.3.0 から以下の機能追加・仕様変
更・不具合修正が行われています。Version 4.3.2 にアップデートする前に、以下の内
容をご確認くださいますようお願い致します。

V4.3.0 以前のリリースノートの内容については、弊社ウェブサイトのサポート技術情報
ページで参照できます。そちらも合わせてご覧ください。

http://www.routrek.co.jp/support/techsupport.html

===============================================================================
■機能追加・変更点 (Version 4.3)
===============================================================================

1.ホーム画面の改善

ホーム画面に以下の情報が表示されるようになりました。

・アクティブインシデント数
・最新 5 件分のアクティブインシデント
・最新 5 件分の装置イベントログ
・最新 5 件分のコンソールメッセージログ
・最新 5 件分の操作ログ
・最新 5 件分の装置コンフィグ

2.リモートコマンド発行機能にコマンド引数機能を追加

登録したコマンド定義内にプレースホルダ文字列 ($1, $2, $3) を含む場合、リモート
コマンド発行実行時にコマンド引数を入力させることができ、プレースホルダ文字列の
部分が入力したコマンド引数の値に置換されて発行されます。

3.RM-CM ソフトウェア Version 4.3 の機能に対応

RM-CM ソフトウェア Version 4.3 で増加された RHP ポートに対応しました。
RM-CM400 では 40 ポート、RM-CM1200/RM-CM1250 では 120 ポートまでの RHP ポートの
操作ログをRMS 上で管理可能です。

4.RM-CM1250 に対応 (RMS Version 4.3.2 から対応)

RouteMagic Console Manager の新製品 RM-CM1250 に対応しました。

===============================================================================
■不具合修正
===============================================================================

[V4.3.2]

・/etc/resolve.conf の nameserver で指定されている DNS サーバにアクセスできない
環境の場合、RMS 起動後に初めてアクセスするページの表示が異常に遅くなってしまう
不具合を修正しました。

[V4.3.1]

・リモートコマンド発行時の引数入力ボックスがコマンド定義に含まれるプレースホル
ダの数より多くなってしまう場合がある不具合を修正しました。

[V4.3.0]

・装置種別 Extream の装置のコンソールメッセージの組み込み解説データが表示されな
い不具合を修正しました。

・装置種別 Extream の装置のコンソールメッセージを受信すると例外が発生する

・装置情報に設定した IP アドレスのフォーマットが正しくない場合、SNMP トラップ送
信時に例外エラーが発生して、トリガー発生の要因となったログデータ等が保存されな
かった不具合を修正しました。

・空の Target Message メールが届いた場合に rms.log に
「target message: ~ log_id=null」と出てしまっていた不具合を修正しました。

・一部のブラウザ (IE9 など) でツリービューの縦スクロールバーが表示されなかった
不具合を修正しました。

・操作ログリスト画面でスタータスが「受信中」の操作ログの「表示」リンクをクリッ
クすると例外エラーが表示される不具合を修正しました。

・RMS 管理者ログイン時の認証成功・失敗を rms.log に出力するように修正しました。

・rms.log に出力されるログイン成功・失敗のログにアクセス元 IP アドレスも出力す
るように修正しました。

===============================================================================
■V4.3.2 へのアップデートを安全に行う手順
===============================================================================

ここでは、V4.3.2 へのアップデート作業を安全に行うための手順をご説明します。

本手順では、アップデート作業中に RM-CM のメール送信機能を一時的に停止して、
RMS に対してメールが送られてこないようにした状態で作業を進めます。

したがって、アップデート作業中は装置の死活監視やログ収集などが一時的に行え
ない状態になりますので、運用に支障のない時間帯に行うことをお勧め致します。

1.RMS のアップデートを開始する前に、RM-CM 側で set no mail-service を実行して
RM-CM のメール送信機能を停止しておきます。

※以下、2~12を実行する前に、rmsv データベースのバックアップを取っておくこと
を強く推奨致します。

■RMS 4.0 データベースのバックアップ・リストアの方法(参考)
http://www.routrek.co.jp/support/techsupport/rms/rms_40.html

2.簡易インストールガイドの手順に従って rms4setup.pl スクリプトを実行し、
V4.3.2 にアップデートします。(これまでと同様の手順です)

3.ブラウザで RMS 管理者モードでログインします。

4.ツリーメニューから[RMS システム設定] を選択して開きます。

5.「定時タスク時にログ保存期間を経過したログの自動削除を実行する」オプション
が「有効」になっていることを確認します。

「有効」なっていない場合は、[編集] リンクをクリックして設定編集画面で「有効」
にセットしてください。

【 注意 】
「定時タスク時にログ保存期間を経過したログの自動削除を実行する」オプションが
有効になっていないと、装置や RM-CM の「ログ保存期間」を設定しても定時タスク
での自動削除処理が行われませんのでご注意ください。

6.「定時タスク実行時刻」の右側にある「今すぐ実行する」をクリックします。

これによって、次回の定時タスクが「現在時刻より1分後」に強制的にスケジューリン
グされます。

なお、次回の定時タスクが現在時刻より1時間以内にスケジューリングされている場合
は、「今すぐ実行する」は実行できない仕様となっております。
(定時タスク処理がバッティングするのを防ぐため)

その場合は、定時タスク実行時刻を一時的に別の時刻にずらすことによって解決できま
す。

7.RMS が稼働している Linux のシェルで以下のコマンドを実行し、定時タスクの開始
と終了を確認します。

# tail -f /opt/rms4/logs/rms.log

(以下のように表示されます)

2009-01-28 03:02:50,497 INFO [DailyTaskImpl] daily task start.

2009-01-28 03:02:52,112 INFO [DailyTaskImpl] daily task end.
next=2009-01-29 03:02:00

【 注意点 】
定時タスク処理では、ログ削除処理要求をログ削除スレッドに送信する処理のみを行って
います。そのため、「daily task end.」と表示されて定時タスク処理が完了したあとも、
削除するログの量が多い場合はバックグラウンドでログ削除スレッドが削除処理を継続し
ていることがあります。

また、大量のデータを削除しているときは、PostgreSQL のプロセスによってシステムの
ロードアベレージがかなり高くなりますので、他のプログラムが処理をしていない時間
帯に行うことをお勧めします。

ログ削除処理に伴うシステム負荷の確認は、top コマンドなどで行えます。
postgres プロセスの CPU 使用率が高い間は削除処理が継続している状態です。

8.削除処理が完了したら、RMS を停止します。

# /etc/init.d/rms4 stop

9.rmsv ユーザに移行して、vacuumdb コマンドを実行し、PostreSQL データベースの
シュリンクと最適化を行います。

# su – rmsv
$ vacuumdb -f -z rmsv
$ exit

10.RMS を起動します。

# /etc/init.d/rms4 start

11.RM-CM 側で set mail-service コマンドを実行し、メール送信機能を再開します。

12.RMS にログインして、RM-CM 通信ログ画面等で RM-CM からのメールが正常に受信
できていることを確認します。

===============================================================================

RMS 4.3.0 for Linux リリースノート
——————————————————————————-
■ RouteMagic Server 4.3.0 リリースノート (2010/10/01)
Routrek Networks, Inc.
——————————————————————————-

RouteMagic Server Version 4.3.0 では、Version 4.2.1 から以下の機能追加・仕様変
更・不具合修正が行われています。Version 4.3.0 にアップデートする前に、以下の内
容をご確認くださいますようお願い致します。

V4.2.1 以前のリリースノートの内容については、弊社ウェブサイトのサポート技術情報
ページで参照できます。そちらも合わせてご覧ください。

http://www.routrek.co.jp/support/techsupport.html

===============================================================================
■機能追加・変更点 (Version 4.3)
===============================================================================

1.ホーム画面の改善

ホーム画面に以下の情報が表示されるようになりました。

・アクティブインシデント数
・最新 5 件分のアクティブインシデント
・最新 5 件分の装置イベントログ
・最新 5 件分のコンソールメッセージログ
・最新 5 件分の操作ログ
・最新 5 件分の装置コンフィグ

2.リモートコマンド発行機能にコマンド引数機能を追加

登録したコマンド定義内にプレースホルダ文字列 ($1, $2, $3) を含む場合、リモート
コマンド発行実行時にコマンド引数を入力させることができ、プレースホルダ文字列の
部分が入力したコマンド引数の値に置換されて発行されます。

3.RM-CM ソフトウェア Version 4.3 の機能に対応

RM-CM ソフトウェア Version 4.3 で増加された RHP ポートに対応しました。
RM-CM400 では 40 ポート、RM-CM1200 では 120 ポートまでの RHP ポートの操作ログを
RMS 上で管理可能です。

===============================================================================
■不具合修正
===============================================================================

[V4.3.0]

・装置種別 Extream の装置のコンソールメッセージの組み込み解説データが表示されな
い不具合を修正しました。

・装置種別 Extream の装置のコンソールメッセージを受信すると例外が発生する

・装置情報に設定した IP アドレスのフォーマットが正しくない場合、SNMP トラップ送
信時に例外エラーが発生して、トリガー発生の要因となったログデータ等が保存されな
かった不具合を修正しました。

・空の Target Message メールが届いた場合に rms.log に
「target message: ~ log_id=null」と出てしまっていた不具合を修正しました。

・一部のブラウザ (IE9 など) でツリービューの縦スクロールバーが表示されなかった
不具合を修正しました。

・操作ログリスト画面でスタータスが「受信中」の操作ログの「表示」リンクをクリッ
クすると例外エラーが表示される不具合を修正しました。

・RMS 管理者ログイン時の認証成功・失敗を rms.log に出力するように修正しました。

・rms.log に出力されるログイン成功・失敗のログにアクセス元 IP アドレスも出力す
るように修正しました。

===============================================================================
■V4.3.0 へのアップデートを安全に行う手順
===============================================================================

ここでは、V4.3.0 へのアップデート作業を安全に行うための手順をご説明します。

本手順では、アップデート作業中に RM-CM のメール送信機能を一時的に停止して、
RMS に対してメールが送られてこないようにした状態で作業を進めます。

したがって、アップデート作業中は装置の死活監視やログ収集などが一時的に行え
ない状態になりますので、運用に支障のない時間帯に行うことをお勧め致します。

1.簡易インストールガイドの手順に従って rms4setup.pl スクリプトを実行し、
V4.3.0 にアップデートします。(これまでと同様の手順です)

※以下、2~12を実行する前に、rmsv データベースのバックアップを取っておくこと
を強く推奨致します。

■RMS 4.0 データベースのバックアップ・リストアの方法(参考)
http://www.routrek.co.jp/support/techsupport/rms/rms_40.html

2.V4.3.0 を起動する前に、RM-CM 側で set no mail-service を実行して
RMC からのメール送信を停止しておきます。

3.ブラウザで RMS 管理者モードでログインします。

4.ツリーメニューから[RMS システム設定] を選択して開きます。

5.「定時タスク時にログ保存期間を経過したログの自動削除を実行する」オプション
が「有効」になっていることを確認します。

「有効」なっていない場合は、[編集] リンクをクリックして設定編集画面で「有効」
にセットしてください。

【 注意 】
「定時タスク時にログ保存期間を経過したログの自動削除を実行する」オプションが
有効になっていないと、装置や RM-CM の「ログ保存期間」を設定しても定時タスク
での自動削除処理が行われませんのでご注意ください。

6.「定時タスク実行時刻」の右側にある「今すぐ実行する」をクリックします。

これによって、次回の定時タスクが「現在時刻より1分後」に強制的にスケジューリン
グされます。

なお、次回の定時タスクが現在時刻より1時間以内にスケジューリングされている場合
は、「今すぐ実行する」は実行できない仕様となっております。
(定時タスク処理がバッティングするのを防ぐため)

その場合は、定時タスク実行時刻を一時的に別の時刻にずらすことによって解決できま
す。

7.RMS が稼働している Linux のシェルで以下のコマンドを実行し、定時タスクの開始
と終了を確認します。

# tail -f /opt/rms4/logs/rms.log

(以下のように表示されます)

2009-01-28 03:02:50,497 INFO [DailyTaskImpl] daily task start.

2009-01-28 03:02:52,112 INFO [DailyTaskImpl] daily task end.
next=2009-01-29 03:02:00

【 注意点 】
定時タスク処理では、ログ削除処理要求をログ削除スレッドに送信する処理のみを行って
います。そのため、「daily task end.」と表示されて定時タスク処理が完了したあとも、
削除するログの量が多い場合はバックグラウンドでログ削除スレッドが削除処理を継続し
ていることがあります。

また、大量のデータを削除しているときは、PostgreSQL のプロセスによってシステムの
ロードアベレージがかなり高くなりますので、他のプログラムが処理をしていない時間
帯に行うことをお勧めします。

ログ削除処理に伴うシステム負荷の確認は、top コマンドなどで行えます。
postgres プロセスの CPU 使用率が高い間は削除処理が継続している状態です。

8.削除処理が完了したら、RMS を停止します。

# /etc/init.d/rms4 stop

9.rmsv ユーザに移行して、vacuumdb コマンドを実行し、PostreSQL データベースの
シュリンクと最適化を行います。

# su – rmsv
$ vacuumdb -f -z rmsv
$ exit

10.RMS を起動する

# /etc/init.d/rms4 start

11.RM-CM 側で set mail-service コマンドを実行し、メール送信処理を再開します。

12.RMS にログインして、RM-CM 通信ログ画面等で RM-CM からのメールが正常に受信
できていることを確認します。

===============================================================================

RMS 4.0 データベースのバックアップ・リストアの方法
RMS 4.0 データベースのバックアップ・リストアは、データベース管理システムが提供する標準的なバックアップ・リストアツールを用いて行うことができます。

RMS 4.0 for Linux では RDBMS として PostgreSQL を利用していますので、PostgreSQL のバックアップ・リストアコマンドを利用します。

バックアップ・リストアともに、実行時には RMS を停止してから rmsv ユーザになっておく必要があります。

RMS の停止と rmsv ユーザへの移行は、root 権限になってから以下のコマンドを実行します。

以下に実行例を示します。

【RMS の停止と rmsv ユーザへの移行】

# /etc/init.d/rms4 stop
# su – rmsv

【バックアップ】

バックアップは以下の手順を実行します。

1. pg_dump コマンドで rmsv データベースの内容をバックアップファイル(任意のファイル名にします)に出力します。

$ pg_dump rmsv > /var/tmp/rmsv-db-20081014.backup

【リストア】

リストアは以下の手順を実行します。

1. 既存の rmsv データベースが存在する場合はそれを削除 (dropdb) します。

2. rmsv データベースを作成 (createdb) します。エンコーディングは UTF-8 を指定します。

3. psql コマンドで rmsv データベースにバックアップファイルの内容をリストアします。

 $ dropdb rmsv
 $ createdb -E UTF-8 rmsv
 $ psql rmsv < /var/tmp/rmsv-db-20081014.backup

バックアップ・リストアが完了したら、以下のコマンドを実行して RMS を再起動します。

【root ユーザへの復帰と RMS の再起動】

$ exit
# /etc/init.d/rms4 start

【psql コマンド等でエラーが発生する場合の対処方法】

psql コマンド等を実行時に、以下のようなエラーが表示される場合があります。

psql: FATAL: no pg_hba.conf entry for host “[local]”, user “rmsv”, database “postgres”, SSL off

その場合は、以下の手順のようにして rmsv ユーザにデータベースの操作権限を付与するように設定して PostgreSQL を再起動します。

# vi /var/lib/pgsql/data/pg_hba.conf

pg_hba.conf に以下のような設定行を追加します。(下記はあくまでもバックアップ・リストアを行うために必要な設定例です。実際の運用環境では、PostgreSQL のドキュメント等を参照して適切なセキュリティ設定を行うようにしてください。)

local all rmsv trust ← (*1)
host all rmsv 192.168.10.0/24 trust ← (*2)

(*1) ローカルから接続する場合に必要。
(*2) リモートから接続する場合のみ必要。ネットワークアドレスの部分は実際の環境に合わせてください。

設定ファイルを変更後、PostgreSQL を再起動します。

# /etc/init.d/postgresql restart
PostgreSQL の各種ツールやセキュリティ設定等につきましては、PostgreSQL のドキュメントを参照してください。

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RouteMagic Server (RMS) のアップグレードについて

現在の最新バージョンは、RouteMagic Server version 4.5.0 です。旧バージョンからのアップグレードをご希望のお客様は、お買い求めの販売代理店までお問い合わせください。なお、RMS のアップグレードは、保守契約済みのお客様が対象となります。

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※1 RMC(Version3.5以上) はデフォルトで上記全ての機器に関するフィルタおよびスクリプトが内蔵されています。本フィルタ・スクリプトは、デフォルトのスクリプトと同等の機能を実現するためのサンプルです。
※2 サンプルスクリプトをご利用いただくには、RMC Version2.1.0 以降が必要になります。ご利用方法に関しては、スクリプトファイル内の記述、および各装置用のRMSプラグインマニュアルをご参照ください。
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