2020年6月26日ニュースリリース

スマート農業のルートレック、2.6億円の資金調達を実施~AI潅水施肥ロボット『ゼロアグリ』でデジタル・ファーミングのさらなる普及を目指す~

AI潅水施肥ロボット「ゼロアグリ」を開発・販売する株式会社ルートレック・ネットワークス(本社:神奈川県川崎市 代表取締役社長:佐々木伸一、以下ルートレック)は、株式会社農林漁業成長産業化支援機構(A-FIVE)、株式会社オプティム、JA三井リース株式会社を引受先とした第三者割当増資により2.6億円の資金調達(シリーズCラウンド)を実施しました。

 今回の増資により、自動潅水・施肥制御技術の高度化と、月定額サービス(サブスクリプション)の導入を行い、スマート農業事業を加速いたします。また、ご出資頂いた企業様との事業提携により、新たなデジタル社会における、持続型農業に取り組んで参ります。

【AI潅水施肥ロボット 「ゼロアグリ」について】

 ゼロアグリはパイプハウス向け土壌環境制御システムです。日射量や土壌水分量、EC値といったセンサー情報を元に独自のアルゴリズムを用いて、作物が必要とする水と肥料を自動で供給します。土壌水分量が安定することで作物へのストレスが減り、収量増大と品質改善、生産安定化による生産者の収益向上へと繋げます。また、生産者の潅水施肥時間の省力化も実現し、規模拡大を実現します。

<ゼロアグリ構成図>

【株式会社ルートレック・ネットワークスについて】

 弊社は、2005年の創業以来培ってきたM2M/IoT技術を基に、2010年 総務省 広域連携事業の「ICTを利活用した食の安心安全構築事業」を契機にスマート農業事業に参入しました。2013年からAI潅水施肥ロボット「ゼロアグリ」の提供を開始し、現在、全国の農家・農業試験場にて累計240台以上導入いただいております。2018年には、第4回日本ベンチャー大賞(農業ベンチャー賞 農林水産大臣賞)を受賞、同年 経済産業省よりJ-Startup企業、内閣府官邸 先進的技術プロジェクト「Innovation Japan」にも選出されました。

内閣府官邸 先進的技術プロジェクト「Innovation Japan」動画
https://www.japan.go.jp/technology/innovation/digitalfarming.html

【会社概要】

会社名株式会社ルートレック・ネットワークス
URLhttps://www.routrek.co.jp/
所在地〒215-0004
神奈川県川崎市麻生区万福寺1-1-1 新百合ヶ丘シティビルディング6F
代表者代表取締役社長 佐々木 伸一
主要株主佐々木 伸一
株式会社東京大学エッジキャピタル
株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズ
株式会社農林漁業成長産業化支援機構 (A-FIVE)
合同会社テックアクセルベンチャーズ
農林中央金庫
オイシックス・ラ・大地株式会社
JFE商事エレクトロニクス株式会社
株式会社オプティム
JA三井リース株式会社
JX ANCI株式会社
設立2005年8月
資本金7億300万円(資本準備金含む)
事業内容(1) AI潅水施肥ロボット「ゼロアグリ」および関連サービスに係る事業
(2) ネットワーク制御機器「ルートマジック」に係る事業

【本件に関するお問合せ先】

※取材依頼等も含め、こちらにご連絡ください

株式会社ルートレック・ネットワークス 経営管理部
TEL:044-819-4711 E-Mail:kanri@routrek.co.jp

※記載されている会社名、製品名などの固有名詞は、各社の登録商標または商標です。

【関連資料】

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JA 三井リース、ルートレック・ネットワークスと資本業務提携

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