2023年10月31日ニュースリリース

AI潅水施肥システムのゼロアグリ、導入10周年を記念し生産者を表彰

株式会社ルートレック・ネットワークス(本社:神奈川県川崎市 代表取締役社長:佐々木伸一、以下当社)は、当社が開発・販売しているAI潅水施肥システム「ゼロアグリ」が、2013年の発売から10周年を迎え、導入10年目を迎える生産者様を表彰いたしました。

表彰される松本稔様ご家族

■経緯

当社が開発を行うAI潅水施肥システム「ゼロアグリ」は、2013年に販売を開始し、今年で10周年を迎えました。ゼロアグリは、パイプハウス向けのスマート環境制御機器として、これまで全国で380台以上(2023年10月現在)が導入されており、作物の品質向上、収量向上、生産性向上に貢献してまいりました。そこで10周年を記念して、導入から10周年を迎える導入生産者に対し、記念品の贈呈及び表彰を実施いたしました。

当社は、スマート農業のパイオニアとして、今後もテクノロジーで食と農を支え、使い勝手が良く総合的に満足して頂けるアグリテック製品を、長期に渡ってご利用頂けるよう事業を進めてまいります。

■10周年記念表彰について

今回は、記念すべき第1回目の表彰として、2013年に国内第一号ユーザーとしてゼロアグリを導入していただいた、群馬県伊勢崎市の松本稔様を表彰いたしました。松本様からは、「今後は、家族経営から農業法人化へと事業展開を行い、雇用も安定させていくことも考えている。ゼロアグリを活用し、新しい農業の形を模索していきたい」とのコメントをいただきました。

また、当社の代表の佐々木より、「10周年を迎えられたのは、これまでゼロアグリを使ってきてくださった生産者の方々からの応援のお陰でもあり、感謝したい。今後、より生産者の方のサポートが充実するよう、サービスの範囲も深さも拡大していく」とお伝えしました。

松本稔様ご家族と、当社代表佐々木、サポート担当上村

■ゼロアグリについて

ゼロアグリは、土壌センサーや日射情報から作物にとって最適な潅水、施肥量をAIが算出し、最適なタイミングで実施を行うスマート農業システムです。生産者の省力化だけでなく、作物にストレスのない潅水施肥により、作物の収量、品質向上に繋がるため、生産者の方の収益向上に貢献します。また、AIが最適な量の潅水施肥を行うことにより、多施肥を防ぎ、化学肥料による地下水汚染やCO₂排出削減にもつながり、環境に優しい栽培が可能です。

2015年より国内外への本格出荷を開始し、現在全国の農家・農業試験場にて累計370台以上導入いただいております。

導入都道府県実績(順不同):北海道、青森県、秋田県、岩手県、山形県、宮城県、福島県、栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、神奈川県、東京都、千葉県、山梨県、長野県、新潟県、富山県、福井県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、奈良県、和歌山県、大阪府、兵庫県、鳥取県、岡山県、島根県、広島県、山口県、高知県、愛媛県、徳島県、香川県、福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県

導入作物実績:トマト、ミニトマト、キュウリ、イチゴ、アスパラガス、ピーマン、パプリカ、ナス、メロン、トルコギキョウ、ブドウ、ナシ、スイカ、マンゴー、レモン、ホウレンソウ、ニラ、イチジク、ブルーベリー

機能の詳細については、こちらをご覧ください。

https://www.zero-agri.jp/product.html

■ルートレック・ネットワークスについて

当社は、2005年の創業以来培ってきたM2M/IoT技術を活用して、2010年 総務省 広域連携事業の「ICTを利活用した食の安心安全構築事業」に採択されたことを契機として、明治大学黒川農場との共同研究を開始し、スマート農業事業に参入しました。2018年には、第4回日本ベンチャー大賞(農業ベンチャー賞 農林水産大臣賞)を受賞、同年 経済産業省よりJ-Startup企業、内閣府官邸 先進的技術プロジェクト「Innovation Japan」にも選出されました。

本リリースにおけるお問合せ先

株式会社ルートレック・ネットワークス 広報担当 中島

TEL:044-819-4711 E-Mail:mktg@routrek.co.jp

※記載されている会社名、製品名などの固有名詞は、各社の登録商標または商標です。

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