2022年6月7日お知らせ

農林水産省スマート農業実証プロジェクト「新しい時代を切り開く直売型スマートイチゴ生産・経営モデル実証コンソーシアム」にて、評価Aをいただきました

当社は、令和2年度より行われている農林水産省スマート農業実証プロジェクト「新しい時代を切り開く直売型スマートイチゴ生産・経営モデル実証コンソーシアム」の実証実験に参加しておりましたが、2年間の実証事業が終了し、終了時評価Aをいただきましたのでお知らせいたします。

■「新しい時代を切り開く直売型スマートイチゴ生産・経営モデル実証コンソーシアム」について

​本コンソーシアムは、直売イチゴ経営におけるスマートフードチェーン構築による、データ駆動型高収益経営体系の実証プロジェクトを指します。中山間地における直売型イチゴ経営において、生産から販売まで一貫したスマート農業(スマートフードチェーン)を展開し、高収益イチゴ経営を実証する取り組みです。当社は、「中小規模パイプハウスにおける低コスト環境制御」というテーマの中で、AI潅水施肥システム「ゼロアグリ」を提供いたしました。

構成員: 茨城県(農業総合センター園芸研究所ほか)、つづく農園、株式会社イノフィス、株式会社サカタのタネ、株式会社ルートレック・ネットワークス

■評価コメント概要

・実証目標である可販果収量、販売単価、所得の向上を達成。

・環境制御装置による換気作業時間の削減、AI 養液土耕装置による灌水作業時間の削減、アシストスーツによる作業負担軽減を通じた作業時間削減に効果が認められている。

・SNS やセミナー、月刊誌への掲載など様々な媒体でアウトリーチ活動が行われている。

・生育自動測定による生産安定及び出荷量や集客の予測モデルに基づくスマートフードチェーンは販売単価の向上に有効であることが実証されており、将来にわたり安定的に機能させるために、産地レベル・地域レベルで連携し、行政も含めた面的な取組を期待。


当社は、今後もゼロアグリを普及していくことで、国内のスマート農業活用推進に貢献してまいります。

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