RMS 4.1.1 for Linux リリースノート

【 RouteMagic Server 4.1.1 リリースノート (2009/10/06) 】

Routrek Networks, Inc.

 

RouteMagic Server Version 4.1.1 では、Version 4.1.0 から以下の機能追加・仕様変更・不具合修正が行われています。Version 4.1.1 にアップデートする前に、以下の内容をご確認くださいますようお願い致します。

 

【 機能追加・変更点 (Version 4.1) 】

1.表示画面を一定時間ごとに自動更新する機能

一部の画面で表示内容を一定時間(30 秒)ごとに自動更新する機能を追加しました。

 

自動更新の対象となる画面には、画面右上部に「自動更新: [ ON | OFF ]」と表示されます。自動更新を有効にするには、「ON」をクリックしてください。

 

自動更新設定のデフォルトは OFF で、ON/OFF の状態はログインセッション中のみ保持されます。

 

【 自動更新に対応した画面 】

  • ホーム
  • 装置グループ一覧
  • 装置グループ詳細(装置リスト)
  • 装置情報
  • コマンド発行状況(リスト)
  • コマンド発行詳細
  • コマンド発行結果
  • アクティブインシデント一覧
  • RouteMagic CM リスト
  • RouteMagic CM 情報
  • RouteMagic CM 登録(未登録 RM-CM リスト)

 

2.インシデントまとめ機能

イベントトリガー機能でイベントアクションにインシデント生成を指定している場合にトリガー条件にマッチするログメッセージ(インシデントに含まれるログメッセージ)をまとめることができるようになりました。

 

このオプションを有効にすることによって、インシデントが発生してから一定時間の間に発生したコンソールメッセージログ(トリガー条件にマッチするメッセージのみ)が1つのインシデントにまとまって登録されるようになります。

 

インシデントまとめ機能を有効にするには、イベントトリガー定義の追加・編集画面でトリガーイベントとして「コンソールメッセージ受信」を選択し、イベント条件のオプションにある「インシデントまとめ機能を有効にする」のチェックボックスにチェックをつけてください。

 

3.インシデントに関連するログの表示

インシデントに含まれる「要因データ」がコンソールメッセージログの場合、そのコンソールメッセージログの前後1日分のすべてのログを参照する機能を追加しました。

 

4.インシデント検索画面に絞り込み条件指定

インシデント検索画面に、期間/インシデントステータス/要因データ/装置・装置グループ・装置種別などを絞り込み条件として指定できるようになりました。

 

5.インシデント表示画面の改良

インシデント画面(詳細表示画面)に「関連装置」のリストが表示されるようになりました。また、装置情報画面に「この装置に関連するインシデント」のリストが表示されるようになりました。

※インシデントの「関連装置」とは、インシデントの「要因データ」に含まれる装置のことをいいます。

 

6.リモートコマンド発行時のタイムアウト設定

リモートコマンド発行を実行する際に、タイムアウト時間を設定する機能を追加しました。タイムアウト時間はリモートコマンド発行ごとに毎回指定することができます。

 

タイムアウト時間が経過するまでに、コマンド発行結果が RouteMagic CM から送られてこない場合、コマンド発行ステータスは「エラー完了」となります。

 

コマンド発行ステータスが「エラー完了」となった後にコマンド実行結果が遅れて届いた場合は、その実行結果は無効となり処理されません。

 

7.リモートコマンド発行の同時実行のキャンセル

1台の装置に対して複数のリモートコマンド発行を同時に実行することができないようになりました。リモートコマンド発行ステータスが「待機」「実行中」の間に、その装置に対して別のリモートコマンド発行を実行しようとすると、その発行要求はキャンセルされ送信されません。(コマンド発行ステータスは「キャンセル」となります。)

 

 

【 不具合修正 】

[V4.1.1]

・インシデントデータが大量に存在する場合に「装置情報」画面を開く際に異常に時間がかかる場合がある不具合を修正しました。

・各種ログ件数が多くなるとコンソールメッセージ検索画面などを開くのに時間がかかる場合がある不具合を修正しました。

・Keep-Alive メール受信時に rms.log に NullPointerException 例外エラーが出力される場合がある不具合を修正しました。(Keep-Alive メールの本文が長く、複数に分割された場合にのみ発生)

 

[V4.1.0]

・F5 キーや更新ボタンなどでページを更新したときに常に「ホーム」画面に戻ってしまう不具合を修正しました。

・特定の条件でリモートコマンド発行のステータスが「実行中」のまま残ってしまう不具合を修正しました。RMS 起動時にコマンド発行ステータスが「実行中」のタスクが存在したらすべて「エラー完了」にセットされます。

・インシデントが削除できない不具合を修正しました。

・RES 鍵交換がタイムアウト後に正常完了する場合があった不具合を修正しました。

 

 

【 V4.1.1 へのアップデートを安全に行う手順 】

ここでは、V4.1.1 へのアップデート作業を安全に行うための手順をご説明します。

 

本手順では、アップデート作業中に RM-CM のメール送信機能を一時的に停止して、RMS に対してメールが送られてこないようにした状態で作業を進めます。

 

したがって、アップデート作業中は装置の死活監視やログ収集などが一時的に行えない状態になりますので、運用に支障のない時間帯に行うことをお勧め致します。

 

1.簡易インストールガイドの手順に従って rms4setup.pl スクリプトを実行し、V4.1.1 にアップデートします。(これまでと同様の手順です)

 

※以下、2~12を実行する前に、rmsv データベースのバックアップを取っておくことを強く推奨致します。

 

■RMS 4.0 データベースのバックアップ・リストアの方法(参考)
http://www.routrek.co.jp/support/archives/2008/10/rms_40.html

 

2.V4.1.0 を起動する前に、RM-CM 側で set no mail-service を実行してRMC からのメール送信を停止しておきます。

 

3.ブラウザで RMS 管理者モードでログインします。

 

4.ツリーメニューから[RMS システム設定] を選択して開きます。

 

5.「定時タスク時にログ保存期間を経過したログの自動削除を実行する」オプションが「有効」になっていることを確認します。「有効」なっていない場合は、[編集] リンクをクリックして設定編集画面で「有効」にセットしてください。

 

【 注意 】
「定時タスク時にログ保存期間を経過したログの自動削除を実行する」オプションが有効になっていないと、装置や RM-CM の「ログ保存期間」を設定しても定時タスクでの自動削除処理が行われませんのでご注意ください。

 

6.「定時タスク実行時刻」の右側にある「今すぐ実行する」をクリックします。

 

これによって、次回の定時タスクが「現在時刻より1分後」に強制的にスケジューリングされます。

 

なお、次回の定時タスクが現在時刻より1時間以内にスケジューリングされている場合は、「今すぐ実行する」は実行できない仕様となっております。
(定時タスク処理がバッティングするのを防ぐため)

 

その場合は、定時タスク実行時刻を一時的に別の時刻にずらすことによって解決できます。

 

7.RMS が稼働している Linux のシェルで以下のコマンドを実行し、定時タスクの開始と終了を確認します。

 

# tail -f /opt/rms4/logs/rms.log

(以下のように表示されます)

2009-01-28 03:02:50,497 INFO  [DailyTaskImpl] daily task start.
...
2009-01-28 03:02:52,112 INFO  [DailyTaskImpl] daily task end. 
    next=2009-01-29 03:02:00

 

【 注意点 】
定時タスク処理では、ログ削除処理要求をログ削除スレッドに送信する処理のみを行っています。そのため、「daily task end.」と表示されて定時タスク処理が完了したあとも、削除するログの量が多い場合はバックグラウンドでログ削除スレッドが削除処理を継続していることがあります。

 

また、大量のデータを削除しているときは、PostgreSQL のプロセスによってシステムのロードアベレージがかなり高くなりますので、他のプログラムが処理をしていない時間帯に行うことをお勧めします。

 

ログ削除処理に伴うシステム負荷の確認は、top コマンドなどで行えます。postgres プロセスの CPU 使用率が高い間は削除処理が継続している状態です。

 

8.削除処理が完了したら、RMS を停止します。

 

# /etc/init.d/rms4 stop

 

9.rmsv ユーザに移行して、vacuumdb コマンドを実行し、PostreSQL データベースのシュリンクと最適化を行います。

 

# su - rmsv
$ vacuumdb -f -z rmsv
$ exit

 

10.RMS を起動する

 

# /etc/init.d/rms4 start

 

11.RM-CM 側で set mail-service コマンドを実行し、メール送信処理を再開します。

 

12.RMS にログインして、RM-CM 通信ログ画面等で RM-CM からのメールが正常に受信できていることを確認します。