RMS 4.0.6 for Linux リリースノート

【 RouteMagic Server 4.0.6 リリースノート (2009/01/30) 】

Routrek Networks, Inc.

 

RouteMagic Server Version 4.0.6 では、Version 4.0.5 から以下の機能追加・仕様変更・不具合修正が行われています。Version 4.0.6 にアップデートする前に、以下の内容をご確認くださいますようお願い致します。

 

【 重要 】V4.0.6 にアップデートする場合の注意点

V4.0.6 では定時タスク処理時に一部のログデータが削除できていなかった不具合を修正したため、蓄積しているログデータの件数が多い場合、V4.0.6 にアップデート後の最初の定時タスクの削除処理に非常に時間がかかる場合があります。

 

V4.0.5 以前のバージョンから V4.0.6 へのアップデート作業を安全に行って頂くための手順を本リリースノートの末尾に記載しております。アップデート作業を行う前に必ずご一読くださいますようお願い致します。

 

【 機能追加 】

1.定時タスク処理に関する改善

・「RMS 管理者モード」の「RMS システム設定」画面に、定時タスク処理を「今すぐ実行」する機能を追加しました。この機能により、RMS システム設定画面で設定した時刻とは別に、任意のタイミングで定時タスクの処理(ログ保存期間を経過したログの削除、RES 鍵交換など)を実行することが可能になりました。

 

2.ユーザインタフェースの改善

・コマンド発行画面で全ての装置にチェックを付ける(はずす)機能を追加しました。

 

【 不具合修正 】

・定時タスクでログ保存期間を過ぎたログデータの削除処理時に、RM-CM の受信メールデータが削除されていなかった不具合を修正しました。

・RM-CM の「ログ内容の保存」を「保存しない」に設定してもログ内容(RM-CM 通信ログの本文データ)が保存されていた不具合を修正しました。

装置/RM-CM の各種ログ検索画面の「対象期間」の初期値が不正になる場合があった不具合を修正しました。

 

【 V4.0.6 へのアップデートを安全に行う手順 】

ここでは、V4.0.6 へのアップデート作業を安全に行うための手順をご説明します。

 

本手順では、アップデート作業中に RM-CM のメール送信機能を一時的に停止して、RMS に対してメールが送られてこないようにした状態で作業を進めます。

 

したがって、アップデート作業中は装置の死活監視やログ収集などが一時的に行えない状態になりますので、運用に支障のない時間帯に行うことをお勧め致します。

 

1.簡易インストールガイドの手順に従って rms4setup.pl スクリプトを実行し、V4.0.6 にアップデートします。(これまでと同様の手順です)

 

※以下、2~12を実行する前に、rmsv データベースのバックアップを取っておくことを強く推奨致します。

 

■RMS 4.0 データベースのバックアップ・リストアの方法(参考)
http://www.routrek.co.jp/support/archives/2008/10/rms_40.html

 

2.V4.0.6 を起動する前に、RM-CM 側で set no mail-service を実行してRMC からのメール送信を停止しておきます。

 

3.ブラウザで RMS 管理者モードでログインします。

 

4.ツリーメニューから[RMS システム設定] を選択して開きます。

 

5.「定時タスク時にログ保存期間を経過したログの自動削除を実行する」オプションが「有効」になっていることを確認します。「有効」なっていない場合は、[編集] リンクをクリックして設定編集画面で「有効」にセットしてください。

 

【 注意 】
「定時タスク時にログ保存期間を経過したログの自動削除を実行する」オプションが有効になっていないと、装置や RM-CM の「ログ保存期間」を設定しても定時タスクでの自動削除処理が行われませんのでご注意ください。

 

6.「定時タスク実行時刻」の右側にある「今すぐ実行する」をクリックします。

 

これによって、次回の定時タスクが「現在時刻より1分後」に強制的にスケジューリングされます。

 

なお、次回の定時タスクが現在時刻より1時間以内にスケジューリングされている場合は、「今すぐ実行する」は実行できない仕様となっております。
(定時タスク処理がバッティングするのを防ぐため)

 

その場合は、定時タスク実行時刻を一時的に別の時刻にずらすことによって解決できます。

 

7.RMS が稼働している Linux のシェルで以下のコマンドを実行し、定時タスクの開始と終了を確認します。

 

# tail -f /opt/rms4/logs/rms.log

(以下のように表示されます)

2009-01-28 03:02:50,497 INFO  [DailyTaskImpl] daily task start.
...
2009-01-28 03:02:52,112 INFO  [DailyTaskImpl] daily task end. 
    next=2009-01-29 03:02:00

 

【 注意点 】
定時タスク処理では、ログ削除処理要求をログ削除スレッドに送信する処理のみを行っています。そのため、「daily task end.」と表示されて定時タスク処理が完了したあとも、削除するログの量が多い場合はバックグラウンドでログ削除スレッドが削除処理を継続していることがあります。

 

また、大量のデータを削除しているときは、PostgreSQL のプロセスによってシステムのロードアベレージがかなり高くなりますので、他のプログラムが処理をしていない時間帯に行うことをお勧めします。

 

ログ削除処理に伴うシステム負荷の確認は、top コマンドなどで行えます。postgres プロセスの CPU 使用率が高い間は削除処理が継続している状態です。

 

8.削除処理が完了したら、RMS を停止します。

 

# /etc/init.d/rms4 stop

 

9.rmsv ユーザに移行して、vacuumdb コマンドを実行し、PostreSQL データベースのシュリンクと最適化を行います。

 

# su - rmsv
$ vacuumdb -f -z rmsv
$ exit

 

10.RMS を起動する

 

# /etc/init.d/rms4 start

 

11.RM-CM 側で set mail-service コマンドを実行し、メール送信処理を再開します。

 

12.RMS にログインして、RM-CM 通信ログ画面等で RM-CM からのメールが正常に受信できていることを確認します。