RMS 4.0 データベースのバックアップ・リストアの方法

RMS 4.0 データベースのバックアップ・リストアは、データベース管理システムが提供する標準的なバックアップ・リストアツールを用いて行うことができます。

 

RMS 4.0 for Linux では RDBMS として PostgreSQL を利用していますので、PostgreSQL のバックアップ・リストアコマンドを利用します。

 

バックアップ・リストアともに、実行時には RMS を停止してから rmsv ユーザになっておく必要があります。

 

RMS の停止と rmsv ユーザへの移行は、root 権限になってから以下のコマンドを実行します。

 

以下に実行例を示します。

 

[RMS の停止と rmsv ユーザへの移行]

 

# /etc/init.d/rms4 stop
# su - rmsv

 

[バックアップ]

バックアップは以下の手順を実行します。

 

1.pg_dump コマンドで rmsv データベースの内容をバックアップファイル(任意のファイル名にします)に出力します。

 

$ pg_dump rmsv > /var/tmp/rmsv-db-20081014.backup

 

[リストア]

リストアは以下の手順を実行します。

 

1.既存の rmsv データベースが存在する場合はそれを削除 (dropdb) します。

 

2.rmsv データベースを作成 (createdb) します。エンコーディングは UTF-8 を指定します。

 

3.psql コマンドで rmsv データベースにバックアップファイルの内容をリストアします。

 

$ dropdb rmsv
$ createdb -E UTF-8 rmsv
$ psql rmsv < /var/tmp/rmsv-db-20081014.backup

 

バックアップ・リストアが完了したら、以下のコマンドを実行して RMS を再起動します。

 

[root ユーザへの復帰と RMS の再起動]

 

$ exit
# /etc/init.d/rms4 start

 

 

[psql コマンド等でエラーが発生する場合の対処方法]

psql コマンド等を実行時に、以下のようなエラーが表示される場合があります。

 

psql: FATAL:  no pg_hba.conf entry for host "[local]", user "rmsv",
 database "postgres", SSL off

 

その場合は、以下の手順のようにして rmsv ユーザにデータベースの操作権限を付与するように設定して PostgreSQL を再起動します。

 

# vi /var/lib/pgsql/data/pg_hba.conf

 

pg_hba.conf に以下のような設定行を追加します。(下記はあくまでもバックアップ・リストアを行うために必要な設定例です。実際の運用環境では、PostgreSQL のドキュメント等を参照して適切なセキュリティ設定を行うようにしてください。)

 

local   all         rmsv                              trust    ← (*1)
host    all         rmsv        192.168.10.0/24       trust    ← (*2)

 

(*1) ローカルから接続する場合に必要。
(*2) リモートから接続する場合のみ必要。ネットワークアドレスの部分は実際の環境に合わせてください。

 

設定ファイルを変更後、PostgreSQL を再起動します。

 

# /etc/init.d/postgresql restart

 

PostgreSQL の各種ツールやセキュリティ設定等につきましては、PostgreSQL のドキュメントを参照してください。