RouteMagic CM から RMS への PGP 暗号化メール送信が、正常におこなわれていない場合の確認事項

PGP の公開鍵をセットアップした後に発生した現象の場合は、公開鍵設定の誤り、もしくは複数の公開鍵が設定されているためのトラブルである可能性があります。この場合、メールは正常に送受信されますが、RMS はメールを正常に処理できません。RouteMagic CM にログインして以下の確認を行ってください。

 

1.show key-list を実行します。

 

次のような内容が出力されます。

 

pub 1024D/E031E04B 2002-01-17 rms-system
     Key fingerprint = 7869 1846 C6CB 5E81 EC81 8D85 3E29 37FF E031 E04B
sub 1024g/C3D077A0 2002-01-17

pub 1024D/543CD2C0 2002-03-08 rms-system
     Key fingerprint = 5956 B395 BAB2 470A 87D5 F4C9 E7ED 1594 543C D2C0
sub 1024g/ F77CB5E3 2002-03-08

ok

 

上記のように、1 つのメールアドレスに対して複数の公開鍵が設定されてしまっている場合、暗号化機能が正常に動作しません。また、複数個の鍵が設定されていない場合でも、RMS 側の登録情報との一致を確認する必要があります。

 

2.RMS で作成した公開鍵の fingerprint を出力します。RMS がインストールされている Linux サーバで、下記のコマンドを実行します。(rmsv ユーザとして Linux にログインして操作する必要があります。詳細は、RMS インストール・ガイドをご参照ください。)

 

gpg --fingerprint rms@server.example.com

 

上記 "rms@server.example.com" は、鍵を作成した時のメールアドレスを指定します。次のような内容が出力されます。

 

gpg: Warning: using insecure memory! 
/var/lib/rms/.gnupg/pubring.gpg 
pub 1024D/543CD2C0 2002-03-08 rms-system
Key fingerprint = 5956 B395 BAB2 470A 87D5 F4C9 E7ED 1594 543C D2C0
sub 1024g/F77CB5E3 2002-03-08

 

3.RouteMagic CM の "show key-list" と RMS の "gpg" コマンドで出力された Key fingerprint の文字列が一致していることを確認します。不一致があった場合、RMC の公開鍵を正しく再設定する必要があります。

 

4."show key-list" の結果、RMS のメールアドレスに対して複数の鍵が設定されていた場合、RMS 側の出力結果と KeyID (上記赤字部分)の一致する公開鍵を残して他の設定を削除します。 前記の例の場合、以下のコマンドを実行して KeyID E031E04B の設定を削除してください。

 

set no public-key E031E04B