プレスリリース

2017/05/23

JFE商事エレクトロニクス株式会社、JX ANCI株式会社、株式会社ルートレック・ネットワークスとの資本提携について

~「ゼロアグリ」でAI農業に参入、事業拡大へ~

JFE商事エレクトロニクス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:轉邦彦、以下「JFE商事エレ」)、JX ANCI株式会社(本社:千葉県山武郡、代表取締役社長:庄中淳、以下「JX ANCI」)、株式会社ルートレック・ネットワークス(本社:神奈川県川崎市、代表取締役:佐々木伸一、以下 「ルートレック」)の3社は、資本提携を行い、AIを搭載しIoTによるかん水施肥を自律的に実行する、次世代養液土耕システム「ゼロアグリ」の販売を共同で実施するとともに、新規事業拡大を行っていくことについて合意したことをお知らせいたします。

鉄鋼業界大手JFE商事株式会社の100%子会社であるJFE商事エレと、石油業界最大手JXTGエネルギー株式会社の100%子会社であるJX ANCIが持つ社会インフラへの経営理念が、「ゼロアグリ」の目指す「生産性向上と環境に配慮した持続可能な農業実現」と合致し、資本事業提携が実現しました。「ゼロアグリ」の普及と日本発のアグリテックである「ゼロアグリ」で、農作物の生産性ならびに安定供給を同時に解決してまいります。


ルートレックが開発・販売している、次世代養液土耕システムゼロアグリ※1は、現在日本ならびにアジアで50台以上が稼働中です。作物の成長に合わせて必要な量の培養液(水と液肥を混ぜ合わせたもの)を自動で与える「ゼロアグリ」は、肥培管理とともに土壌環境制御を行います。肥培管理のために何十年も積み上げられた「経験と勘」を、「ゼロアグリ」が数値化し自動制御することで、節水と減肥を行うと同時に収量拡大・品質向上をも実現できます。「ゼロアグリ」による土壌環境制御は、新規就農者が熟練農家並みの収量を実現でき、熟練農家でも約30%の収量拡大と品質安定化を実現しています。また、かん水・施肥のための労働時間を大幅に削減できることにより栽培規模の拡大を実現しております。

20170428Org.pngゼロアグリ構成図


ゼロアグリを設置した農場
ゼロアグリサービス説明ページ


ゼロアグリによる自動かん水施肥


ルートレックは2005年の創業以来培ってきたM2M技術をベースに、2010年に総務省委託事業にて農業市場に参入。以降、明治大学との共同開発を開始し、2013年より次世代養液土耕※1システム「ゼロアグリ」を発売しています。

ゼロアグリは地下部※2の環境制御装置として、かん水施肥を自動化します。
ハウス内の日射量や土壌水分量などを各種センサーより把握し、これらデータを基に、作物の成長に合わせた最適な土壌水分・肥料量を明治大学農学部と共同開発したクラウド上の独自アルゴリズムより算出。
水と養液を混合した培養液を自動供給します。

作物にとって最適な土壌環境を常に保つことができ、作物にストレスを与えることがありません。
これまで分からない状態のままで水と肥料を与えていたハウス内の土壌状態を可視化し、制御することが可能となります。


【出資2社概要】

会社名 JFE商事エレクトロニクス株式会社
代表者 代表取締役社長 轉邦彦
所在地 東京都千代田区大手町2-7-1 JFE商事ビル2階
資本金 10億円
設立 2004年10月
業務内容 半導体および同周辺機器の販売・商品企画等 電子部品の実装・組立・検査等の装置および周辺機器等の販売・据付・保守等
URL http://www.jfe-shoji-ele.co.jp


会社名 JX ANCI株式会社
代表者 代表取締役社長 庄中淳
所在地 千葉県山武郡芝山町小池2700番72
資本金 2億円
設立 1977年4月
業務内容 ・不織布(ワリフ・ミライフ)の製造販売
・物流資材(シートパレット)の製造販売
・その他化学工業品の製造
URL http://www.an.jx-group.co.jp/

【株式会社ルートレック・ネットワークス概要】

会社名 株式会社 ルートレック・ネットワークス
代表者 代表取締役社長 佐々木伸一
所在地 神奈川県川崎市多摩区三田2-3227 地域産学連携研究センター
資本金 3億5,300万円
設立 2005年8月
業務内容 ・次世代養液土耕システム「ゼロアグリ」の開発/販売
・リモートネットワーク管理製品「RouteMagic」の開発/販売
URL http://www.zero-agri.jp/


次世代養液土耕「ゼロアグリ」について

2005年の創業以来培ってきたM2M技術をベースに、2010年に総務省委託事業にて農業市場に参入。以降、明治大学との共同開発を開始し、2013年より次世代養液土耕システム「ゼロアグリ」を発売しています。
ゼロアグリは各種センサー情報より、独自のアルゴリズムを用いて、作物が水と肥料を消費するパターンを分析します。作物の成長に合わせ、必要な土壌水分量を常にクラウドより自動制御することで、作物にかかるストレスをなくし、作物の成長を促し収量増大と品質安定化へと繋げ、生産者のかん水施肥に対する省力化へとも繋がります。また、タブレット端末を利用し、現在の状態を把握し、供給量を簡単に変更することもできるため、これまでの勘と経験も反映することができます。各種センサー情報、培養液供給量、タブレットで撮影した写真などは、クラウド上に収集されるため、容易に情報共有に使用でき翌年度に参照することもできます。


【用語説明】

※1養液土耕栽培:培地に土を使用する養液栽培方法。水に肥料をまぜた培養液を、地上に敷設したチューブより点滴により滴下する方法と、地中にパイプを埋めて供給する2通りがあります。塩類集積を抑制し、水と肥料を効率よく吸収できるため、品質の安定と収量向上へとつながります。


本件に関するお問い合わせ

株式会社ルートレック・ネットワークス マーケティング・広報 猪股美和
TEL: 044-819-4711 FAX: 044-819-4713
E-mail: mktg@routrek.co.jp URL:http://www.zero-agri.jp/


JFE商事エレクトロニクス株式会社 企画業務部 人事経営企画室
電話: 03-5203-5650 FAX: 03-5203-5625


JX ANCI株式会社 企画部
電話: 0479-77-1521 FAX: 0479-77-2218


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